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アーティストとしての強い自覚が芽生えた19歳の女の子 南波志帆インタビュー

インタビュー・テキスト:柴那典(2012/09/10)

15歳でのデビューから4年、リリースごとに目覚しい成長を見せてきたシンガー、南波志帆。彼女は、今、また新たな扉を開こうとしている。ビルボードによる洋楽カバーシリーズ『Choice』に抜擢され、”CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU”(”君の瞳に恋してる”)や、スパイス・ガールズの”WANNABE”など数々の名曲を歌った彼女。甘い歌声と奔放なアイディアで、かつての洋楽ヒット曲を、自分色のポップソングに生まれ変わらせている。

そして、最新シングル『髪を切る8の理由。』の特典CDに収められた楽曲”Good morning and they reply”は、17歳のサウンドクリエイター椎名もた(ぽわぽわP)、18歳のイラストレーターmeisa(めいさ)とのコラボも実現。これまでそうそうたる作家陣が楽曲を提供してきた彼女だが、初めての「10代コラボ」も実現した。

今年6月で19歳になった彼女。カバーアルバムについて、洋楽について、そして今の自分だからこそ感じる10代の世代感について、語ってもらった。

よくよく考えると、ファンキーな小学生だったんだなって。

— 洋楽は子供の頃から親しんでいたんですよね。

南波:そうですね。3歳からジャズダンスを習っていたんですけど、そのダンス教室の先生が洋楽しか使わない先生だったんです。だから、無意識のうちにタワー・オブ・パワーとかマイケル・ジャクソンを聴いたりしていました。

— その記憶って、今も残ってるんですか?

南波:タワー・オブ・パワーの印象はすごく強いですね。わたし、人生で初めて観にいったライブがタワー・オブ・パワーなんですよ。

南波志帆
南波志帆

— ほんとに? すごい!

南波:小学生の時に福岡のブルーノートに観にいったんです。でもそのとき、いろいろとやらかしちゃってたんですよね(笑)。

— 何をやらかしちゃったんですか?

南波:ステージが一通り終わっても私が好きだった”ディギン・オン・ジェームス・ブラウン”という曲がセットリストに入っていなくて、みんなが座ってるなか、ひとり立ち上がって「”ディギン・オン・ジェームス・ブラウン”やってよ!」と叫んだんです。そしたら、リーダーのエミリオさんが「よし、ほんとはやる予定じゃなかったけど、せっかくヤング・ビューティフル・レディがリクエストしてくれたんだから、やっちゃおうか」と言って。その場でいきなり、セッションで曲をやってくださったんです。

— かなり度胸ある子供だったんですね。

南波:しかも、終わったあとに一緒に写真を撮ってもらって、ドラムスティックをもらったんです。でも、価値がわからなかったから、ペン立てにさしてました。周りの大人達に「たまごっち買ってあげるから交換してくれ!」と相当言われた気がする(笑)。よくよく考えると、ファンキーな小学生だったんだなって…。ほんと、無鉄砲でしたね。

— なるほど。そういう強烈な体験もあったし、ずっと洋楽に親しんできた感じだったんですね。

南波:知らず知らずのうちに、洋楽が身体に入っていたと思います。父がアース・ウィンド・アンド・ファイアー好きだったので、日曜日の昼に家族みんなで”セプテンバー”を聴きながら過ごしたりしていて。ジャミロクワイとか、プリンスも聴いていました。

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南波志帆

南波志帆

1993年6月14日生まれ。福岡県出身。プロデューサー矢野博康との出会いを機にシンガーとしての道を歩むことを決意。2008年11月にデビューし、09年9月にリリースしたセカンドミニアルバム『君に届くかな、私。』が各CDショップのインディーズチャートにランクイン、インディーズシーンで注目される存在に。2010年6月にメジャー第1弾アルバムとなる『ごめんね、私。』をリリース。そして11年7月20日に、初のフルアルバムとなる『水色ジェネレーション』をリリースした。

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