アーティストとしての強い自覚が芽生えた19歳の女の子 南波志帆インタビュー

変化していく世代なんだと思います。面白いことやったるぞ! というメラメラした気持ちが強いのかも。

— 最近では同世代の人達がミュージシャンとして周囲に増えてきた感覚もあるんじゃないですか?

南波:ありますね。18歳くらいからそう思い始めたかな。15歳の時は、ほんとにいなくて。中学生シンガーみたいな肩書きだったから。

— そういう同世代の人達に、自分も含めて何らかの共通点を感じることはあります?

南波:すごく、パワーを持っている気がしますね。なんなんでしょうね?

— たとえば、きゃりーぱみゅぱみゅさんとか、南波さんと同じ19歳ですよね。

南波:はい。ご一緒させて頂く機会も多いですね。

— 音楽の方向性やテイストは違うけれど、パワーがあるというのは南波さんと共通してるなって思います。

南波:あと、みんな共通して、どこか飄々としているというのはありますね。でも、話すとみんな「この年代が熱いよね!」と言っているんですよ。

— こないだ、やっぱり19歳のロックバンドのTHE NAMPA BOYSという人達に話を聞いたことがあったんですけれど。同じことを言ってました。

南波:うん、なんというか、変化していく世代なんだと思います。面白いことやったるぞ! というメラメラした気持ちが強いのかもしれないですね。みんな、ギラギラ、キラキラしている気がする。

— 上の世代って、インターネットが出てきて、いろんな情報を知りすぎたことで逆に悩んでいる人が多い印象があるんです。でも、南波さんの世代になると、それを前提に育ってきたわけで、そこから新しい考え方が生まれているのかもしれない。

南波:そうなんですよね。情報が溢れているから、自分で取捨選択していく能力を身につけている世代というか。選んでいかないと、流されちゃうんですよ。音楽でもなんでも、情報を好きなだけ浴びることができる。でも、その中から本当に好きなものを探っていかないと、自分を見失っちゃうと思う。そういう感覚を無意識に身につけている世代なのかもしれないですね。そういう意味でも、より研ぎ澄まされているのかもしれない、と思います。

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南波志帆

南波志帆

1993年6月14日生まれ。福岡県出身。プロデューサー矢野博康との出会いを機にシンガーとしての道を歩むことを決意。2008年11月にデビューし、09年9月にリリースしたセカンドミニアルバム『君に届くかな、私。』が各CDショップのインディーズチャートにランクイン、インディーズシーンで注目される存在に。2010年6月にメジャー第1弾アルバムとなる『ごめんね、私。』をリリース。そして11年7月20日に、初のフルアルバムとなる『水色ジェネレーション』をリリースした。

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