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「かわいい」だけじゃダメみたい ふぇのたすインタビュー

覚えやすい曲を作ろうというよりはむしろ、「みんなで楽しみたい」という気持ちのほうが強いです。(ヤマモト)

— ふぇのたすの音楽性は、一度聴いたら絶対覚えてしまうようなキャッチーさが最大の特徴だと思うんですが、作っている側としてもそれは意識してますか?

ヤマモト:覚えやすい曲を作ろうとか、そういう意図はあんまりないかもしれないですね。むしろ「みんなで楽しみたい」というほうが強くて、スタジオにいるときはそのことしか考えてないですね。「ここはこうしたほうがきっと楽しいだろう」とか。

— ただ、「楽しい」にもいろいろありますよね。ふぇのたすの生み出す楽しさはどんな楽しさだと思います?

みこ:みんなで盛り上がる楽しさですね。和気あいあいって感じです。かっこいい感じの曲をやっても、お客さんも私たちもどこかニコニコしてしまう。それに、私たち三人はどこに行っても「仲いいね」って言われるくらい、ずっと喋ってて。その空気感がライブにも出てるんだと思うんです。お客さんもそういうノリで私たちに接してくれる人が多いし。アットホームというか、私たちも気取らないから、みんなも気取らず聴いてくれるという。

— 三人の仲の良さについては、いろんな人に言われるんですか?

みこ:言われますね。

ヤマモト:逆に「そこまでじゃないですよ!」って言いたくなるくらい言われます(笑)。基本的に一緒にご飯を食べることが多いので、そう見えるんだと思いますけどね。それがきっかけで生まれた曲も多いですし。

— 例えば?

ヤマモト:今回のアルバムの”すしですし”は、まさにそうですね。

— そうなんだ! これはどういうきっかけで?

ヤマモト:これはちょっと順序が逆ではあるんですが、あるスタジオで機材の取材を受けたときに、「演奏しているシーンがほしい」って言われて、でも僕らはトラックがないと何もできないから、その場で作った曲なんです。これがなかなかいい曲だなってことで、曲ができた記念に寿司を食べに行ったらすっかり寿司にハマってしまって。それ以降、週に1回くらいのペースで寿司を食べに行ってます。「すしざんまい」の店員さんに顔を覚えられましたからね(笑)。

ミキヒコ:音源も渡したんですよ。

みこ:そうそう。『すし2013』っていうデモ盤のCDをライブで売ってたんですけど、それがいっぱい売れたんで、その売り上げで寿司を食べにいったんです。「これは店員さんに言うしかない!」と思って、「私たちバンドやってるんですけど、寿司が好きすぎてこの『すし2013』っていうCDを作って、その売り上げで今日食べにきたんで、良かったらこのCD聴いてください!」ってCDを渡して。そしたら、それをお店で掛けてくれたんです(笑)。それで顔を覚えられたという。

— そのCDに入ってたのが”すしですし”ですか?

ヤマモト:そうですね。それからは美味しいものを見つけたら、スタッフの方も含めてみんなで食べにいくことが多いです。新しいお店に行くと新しいアイデアが出てきたりとかもしますし。

僕、中学校の頃までパティシエを目指していたんですよ。(ミキヒコ)

— アルバムで言うと”チーズケーキコンプリーション”という曲もありますが、これは?

みこ:これはミキヒコくんが“sweets”だからね。

— ではまず、澤さんがなぜ”sweets”というミドルネームなのかを語ってもらえればと思うんですけれど。

ミキヒコ:はい(笑)。僕、中学校の頃までパティシエを目指していたんですよ。バンドとか音楽を全然やったことが無くて、お菓子作りばっかりしてた。で、高校に入ってからドラムを始めたんです。それからいろいろあってphenomenonをやって、そこまではパティシエのことは知られていなかったんですけど、有名なお菓子屋さんでスイーツを食べたときに、僕が「それはこうやって作るんですよ」って言ったら、「なんでそんなこと知ってるの!?」って話になり、バレてしまったんです。それで、ふぇのたすになってから名前の真ん中に“sweets”を入れようって。

“phenotas”
ミキヒコ(Per)

みこ:ミキヒコくんの漢字が難しくて、「澤瑞樹彦」って書くんですけど、よく「さわはた?」って間違えられたりして。だから、ミドルネーム入れたほうがわかりやすかったんでしょ?

ミキヒコ:そうですね。それで今は「スイーツ」やら「サワーツ」やら呼ばれています(笑)。それで、チーズケーキを作ったんですよね。

みこ:ホワイトデーか何かのときにメンバーに作ってきてくれたんですけど、それがすごく上手で、お店の商品みたいなんですよ! めっちゃ美味しくて。

ヤマモト:一応プロ目指してただけのことはあるなと。

みこ:そういうこともあってできた曲ですね。内容はあんまり関係ないかも(笑)。

(プロデューサーの吉田)仁さんはやっぱり80sの当事者なんで、シンセベースの音ひとつとっても「これだよ!」っていう本物の音が来るんですよ。(ヤマモト)

— 曲は基本的にヤマモトさんが書いているんですよね。音楽的なコンセプトとかテーマは明確にイメージして作っているんですか?

ヤマモト:楽曲に関してはイメージしていますね。トラックは80sのニューウェーブのリバイバル的なものだけれども、そこにポップスのメロディーとかわいい声があって、日本語詞で歌うっていう。そこにはこだわりはありますね。

— サウンドメイキングはどんな風に進めているんでしょう?

ヤマモト:基本的には、僕が自宅の機材で曲を作ってそれをいったんミキヒコに投げて、彼の電子ドラムを入れてもらってまたそれを聴いて、ボーカルを入れてもらって、そういう作業を繰り返していくと完成形になっていく感じですね。

— 今回のアルバムは吉田仁さん(1980年代から活動を続けるsalon musicのメンバーであり、音楽プロデューサーとしてFLIPPER’S GUITARなどを手がけている)が共同プロデュースということですけれども。

ヤマモト:基本的な作業はいつも通りなんですけど、仁さんにはシンセの音色とかフレーズを提案してもらったり、ミックスも全曲やってもらいました。やっぱり80sの当事者なんで、シンセベースの音ひとつとっても「これだよ!」っていう本物の音が来るんですよ。だから、今回一緒に作業させてもらって、すごく勉強になりましたね。「楽しむことが大事」って言っても、やっぱりいい音楽を作ってるのが前提だし、本質的によりいい音を選べる感性がないと、音楽の追求が終わってしまうので。

iPhone5/5Sケース「ふぇのたす 胸キュン’14」(クリア)

iPhone5/5Sケース「ふぇのたす 胸キュン’14」(クリア)

¥3,024
ふぇのたす『胸キュン'14』(CD)

viBirth × CINRA presents 『exPoP!!!!! volume75』

2014年5月29日(木)
会場:
TSUTAYA O-nest
時間:OPEN 18:30 / START 19:00
料金:入場無料 (without 2Drinks) 出演:ふぇのたす、失敗しない生き方、Babi and more!!!!!

■チケットのご予約は以下のページで承っています
※ご予約の無い方は入場できない場合があります。ご了承下さい。
PC:http://expop.jp/75.php
Mobile:http://expop.jp/m/75.php

■各出演者の詳細・試聴はこちらから
http://expop.jp/schedule/75.php
¥2,000(税込)

BRAND INFORMATION

ふぇのたす

ふぇのたす

2012年、ボーカルを探していたメンバーがSSWとして活動していたミコと知り合い結成2013年に1st mini album『2013ねん、なつ』をリリース。プロ書評家の吉田豪氏など耳に早い関係者に絶賛される。ライブハウスのみならず、アイドルイベント、同人音楽のイベントにも参加するなどボーダレスな活動を行う。同年12月24日渋谷TSUTAYA o-nest にて初のワンマンライブを開催。2014年5月14日、2nd mini album 『胸キュン‘14』をリリース。6月13日には渋谷WWWでワンマンライブを行う。

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