大胆な構図と色鮮やかな色彩が魅力的なデザイン
インストゥルメンタルバンド・rega のベーシストである傍ら、絵描きとしての活動を続けるアーティスト・Akinobu Aoki。こちらは人智を越えた出来事をKaijyuのせいにしてしまおうという作品『Kaijyu Works』をiPhoneケースに落とし込んだもの。大胆な構図で描かれる鮮やかな色彩の絵画が魅力的なデザインです。「天変地異や自然・生命の神秘、Ningenの喜怒哀楽。科学的、論理的に説明できることもあるけれど、それだけでは全てが納得のいかないような、人智を越えたできごとをKaijyuのせいにしてしまおうという 『Kaijyu Works』の絵画より。なぜ生命が誕生するのか? その神秘に関わる仕事の絵です。アクリル・水彩の絵の具を使って、木製のボードに描いた作品です」(Akinobu Aoki)
■Akinobu Aoki
1981年、愛媛県生まれ。インストゥルメンタルバンド ・regaのベーシストである傍ら、絵描きとしての活動を続けるアーティスト。2013年、東京・名古屋・大阪にて、個展 『Akinobu Aoki Solo Exhibition"』を開催。2014年、100部限定の小冊子画集 ”ANIMALS” を発売。2015年5月、過去〜現在の作品100点を展示する個展『百景』を開催し、絵描きとしての活動を改めて本格化させる。様々なテイストで描かれる作品は、映画、雑誌、身近な人との会話や散歩道の風景、そんな日常の構図をアウトラインに、二重三重とイメージを重ねて色彩豊かに描かれている。「自らが好むアーティストに感じる違和感や異物感を、自分の作品でも表現したい」。内側と外側の対峙で偶発的におこる衝動。音楽では仲間と、絵では孤独と向き合って創作活動を続けている。
Akinobu Aoki